深夜電力を活用せよ!オール電化×電気料金プランの選び方
電気代の高騰が家計を直撃する中、「オール電化住宅」への関心が再び高まっています。火を使わずにすべての生活エネルギーを電気でまかなうこの仕組みは、省エネ・安全性・災害対策の観点でも注目されています。しかし、オール電化を導入しただけで自動的に光熱費が安くなるわけではありません。最も重要なのは「電気料金プランの選び方」。とりわけ、“深夜電力”の使い方によって、年間の電気代が大きく変わってくるのです。
今回は、オール電化住宅に最適な電気料金プランの選び方と、深夜電力を活かした生活スタイルの工夫について、わかりやすく解説していきます。
なぜ「深夜電力」がカギになるのか?
電力会社が提供する料金プランの中には、「時間帯別料金制度(時間帯別電灯)」と呼ばれるものがあります。これは、昼間の電気料金を高く、夜間(深夜帯)の料金を安く設定するプランで、「オール電化住宅」にぴったりの仕組みです。なぜこのような制度があるかというと、電力の需要は時間帯によって大きく変わるからです。日中はオフィスや工場の稼働、家庭での使用も重なって電力需要がピークになります。一方、深夜は需要が減るため、電力供給に余裕が出ます。
この「余剰電力」をうまく活用してもらうために、電力会社は深夜の電気を安く提供しているのです。
オール電化向けプランの代表例
以下は、関西電力及び中国電力が提供しているオール電化向けの料金プランの一部です(2025年時点の情報を元に構成)。
- 関西電力「はぴeタイムR」
- デイタイム(10:00〜17:00):約29円/kWh
- リビングタイム(7:00〜10:00、17:00〜23:00):約23円/kWh
- ナイトタイム(23:00〜翌7:00):約15円/kWh
- 「はぴeタイムR」は、時間帯が細かく分かれており、夜間だけでなく早朝もお得に使えるのが特長です。
- 中国電力「電化Styleコース」
- デイタイム(9:00〜21:00):約46円/kWh
- ナイトタイム(21:00〜翌9:00):約30円/kWh
- ホリデータイム(土曜日・日曜日・祝日・その他指定日の終日):約30円/kWh
- 電化Styleコースもオール電化住宅に最適なプラン設計がなされています。
年間でどれくらいお得になるのか?
一般的な4人家族(戸建て住宅)をモデルケースにして、オール電化+深夜電力プランの効果を試算してみましょう。
【現在の料金体系】
- 電気代(従量電灯B):年間 約15万円
- ガス代(都市ガス):年間 約12万円
- 合計:27万円
【オール電化+夜間割引プラン】
- 昼間使用:10,000kWhのうち4,000kWh
- 夜間使用:6,000kWh(エコキュート、洗濯、食洗機など)
仮に昼間単価30円/kWh、夜間単価15円/kWhとした場合、
- 昼間:4,000kWh × 30円 = 12万円
- 夜間:6,000kWh × 15円 = 9万円
- 合計:21万円(年間)
つまり、年間6万円以上の光熱費削減が可能になります(ガス契約が不要になるため)。
深夜電力を最大限活かす生活スタイル
深夜電力プランを選ぶだけでは節約効果は不十分。次に重要なのは、「どれだけ深夜に電気を使えるか」という生活習慣の工夫です。以下のポイントを意識すると効果が高まります。
1. エコキュートの設定を見直す
エコキュートは「夜間のみ加熱」に設定しましょう。昼間の追い焚きを避けるだけでかなりの電気代削減になります。
2. タイマー機能を活用
洗濯機、食洗機、炊飯器などはタイマーを使って深夜に稼働させると良いです。23時以降〜翌朝までの使用が理想的。
3. 蓄熱式暖房の活用
深夜電力で熱を蓄える「蓄熱式暖房器」は、日中の暖房費を大幅に削減できます。導入費用は高めですが、寒冷地では大きな効果を発揮します。
4. 電気自動車(EV)の充電
EVを所有している家庭では、深夜に充電することで移動コストも劇的に下がります。太陽光+オール電化+EVの組み合わせは、究極の省エネ住宅といえます。
注意点と落とし穴
深夜電力の活用にはいくつかの注意点もあります。
昼間の電力使用が多い家庭には不向き
在宅ワークや日中の家事が多い家庭では、昼間の電気代が高くつく可能性があります。この場合は、オール電化向けよりも「定額プラン」や「時間帯フラット型」のほうが割安になることも。
時間帯の変更に注意
料金プランによっては、「深夜」とされる時間帯が23時以降など遅い時間に設定されています。生活リズムに合わないと、節約効果が得られないことも。
エコキュートの使い方で電気代が変わる
昼間にお湯を使いすぎると、昼間の高単価で再加熱されてしまい、結果的に電気代が上がることもあります。使用量とタイミングのバランスが大切です。
最適なプランを選ぶには?
最後に、自分に合ったプランを選ぶためのチェックポイントをまとめておきます。
- 家族構成や在宅時間を確認する(昼中心か夜中心か)
- エコキュートやIHの稼働時間をシミュレーションする
- 過去1年分の電気・ガス使用量を元に、各プランでの試算を行う
- 比較サイトやシミュレーターを使って複数プランを比較する
- 電力自由化後の「新電力会社」も視野に入れる
電力会社によっては、オール電化+太陽光+EVに最適化された「セット割」プランもあるため、トータルで考えるとさらにお得になる可能性があります。
まとめ
オール電化の光熱費を左右する最大の要因は、「どの電気料金プランを選び、どう活用するか」にあります。深夜電力は、正しく使えば電気代を年間数万円も抑える強力な味方になります。導入コストや生活スタイルとの相性も踏まえ、賢く料金プランを選択し、「電気を使いこなす生活」へとシフトしていくことが、これからの時代の家計防衛策となるでしょう。
まずは、自宅の使用電力量と現在の契約プランをチェックすることから始めてみませんか?
プリモリフォームでは、給湯省エネ2025及び子育てグリーン住宅支援事業2025の対象事業者として登録し、補助金申請の手続きも代行しています。補助金の情報ついては、情報が公開され次第順次発信してまいります。
詳しくはこちらのページをご参照ください。
地域最安値でリフォームを目指しております。
絶対に価格でも損はさせません。
一戸建てもマンションも事務所や店舗もリフォーム対応。
どんな物件でも、築年数が古くても問題ありません。
兵庫ならどこでもお伺いして無料見積り!
もちろん相見積りや相談だけのご依頼も大歓迎!
経験豊富なベテラン職人が施工するから安心。
手抜き工事や雑な工事は行いません。
お客様を第一に考えた提案・施工を行います。
そのためには努力を惜しみません。
施工時に長期製品保証に加入いただきますと、
最大で10年間の長期保証を受けることができます。
- 24時間 356日 修理受付もし故障やトラブルがあった場合でも24時間365日電話対応受付。土日・祝日も受付しているので安心です。
- 出張・修理・部品 全て0円保証期間内は無料出張サービス規定内の故障なら、出張費・修理技術料・部品代を含め全て無料で対応します。
- 保証期間は最大10年間保証期間は5年・8年・10年からお選びいただけます。保証期間内は何度でもご利用いただくことができます。
- 何度修理しても 費用0円保証期間内は何度利用いただいても無料対応。 何度目でも出張費・修理技術料・部品代をいただくことはありません。
お問合せアドバイザーがリフォームをサポート。お気軽にお問合せください。
![]()
大好評ライン問い合わせ メールアドレス不要!スマホから簡単問合せ!写真添付で見積りできます。 対応時間:午前9時~午後17時 トークを開始
スマートフォンのカメラアプリから
QRコードを読み込んでください












































































